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2007年1月 アーカイブ

2007年1月 1日

「口コミ」にご注意

近年、ブログの増加により口コミ系ブログも増えてきた。
しかし、口コミには2種類存在しているのは知っているだろうか。

1.純粋な消費者の感想
2.口コミを装った広告(広告だということを隠した広告)

最近、この2番目が急増し、徐々に問題となってきている。

2とはどういうのかと言うと。
・ブロガーが口コミを装った記事を書き、企業から報酬を受け取る。(広告記事ということを隠す)
・企業がブロガーを装って偽ブログを作成。口コミを装った広告記事を書く。

特にこの1番目は、日本ではおおっぴらに行っている企業も非常に多い。
しかしこれらは、ステルスマーケティングであり、違法ではないが、口コミを装って消費者を誘導
していることから、問題とされている。
この問題は、ブログが流行りだす前から指摘されていたことでもある。

*ステルスマーケティングとは、宣伝目的だということを気づかれないように他人に商品を紹介するマーケティング方法で、この効果は非常に高く古くから現実世界で行われている。いわゆる「さくら」である。

アメリカでは、このステルスマーケティングが加速しすぎ、米ソニーさえも偽ブログで偽口コミ記事を書いてしまって謝罪をしている。(日本国内でも似たのやっていたような)
そしてついに、アメリカではネット上のステルスマーケティングを規制する動きが活発化し始めた。
広告目的(金銭がからむ目的)の口コミ記事がある場合、そのことをサイトのどこかに明記するのを義務付ける案が出ている。
日本国内でも、すでにアメリカほどに広まっていると思ってよい。アフィリエイターにとっても常識の手段でもある。
したがって、そのうち日本でも同様の動きがでるてもおかしくない。

ちなみにアメリカのアフィリエイト業界では、こんな動きがある。
「口コミ記事を書く場合、広告だということを明記し、実際に使用した商品であり、消費者としての本当の感想のみをかくこと。」

しかし、このネット上のステルスマーケティング問題はブログの口コミだけではない、宣伝の意図を隠した宣伝の全てが当てはまり、問題の対象となっている。
あと、TV番組はまさにステルスマーケティングの聖地と化しているのだが、こちらは放置状態のように見える。

*アフィリエイトとは何を指すか。いまさらだが説明する。(理解していない人が多すぎるので)
アフィリエイトとは、『提携』という意味であり、ここいうアフィリエイトとは、企業と提携して報酬を貰うシステムのことを指す。
すなわち、プロバイダー(ASP)を介した提携システムだけをアフィリエイトと呼ぶわけではない。
ちなみに相互リンクもアフィリエイトと言う。報酬は発生しないが相互リンクという『提携』である。
英語圏では、全部アフィリエイトと呼んでいる。


と、いうことで、明けましておめでとうございます。
今年もまったりといきますので、宜しくお願いいたします。
今年の初エントリは、去年末に騒がれた口コミ問題を取り上げてみました。
これから、もっと色々な問題がでてくるでしょうね。無法地帯のネットも徐々に法整備が整いつつあります。
ちなみに私のまわりは皆初詣で、なんかぽつんと取り残されています。寒いの嫌いなのでお留守番です。

2007年1月 2日

デュアルモニタ

最近、ビデオカードのコストパフォーマンスはすごいもので、出力端子が2つ付いているのも珍しくなくなってきた。
実はこれ、非常に便利な機能であり、モニター2台を1台のモニターとして使うことができるのだ。
サイトを見るだけの人には不要だが、それ以外のことにもパソコンを使う人なら手放せない機能となる。
おそらく裏ではマイクロソフトが押しているのだろう、次期OSであるVistaのある機能に必修だからだ。

たとえば、オンラインゲームをやる人にも絶大な便利さを提供する。
メインモニターいっぱいにゲーム画面、サブモニターにゲーム情報サイトを表示させれば、調べながらのプレイが飛躍的に快適となるし、メッセンジャーやIRCといったチャットツールと併用も楽になる。
クリエイターにも同様に必修の環境と思えるほどの環境となりうる。
左右のモニターに別々のソフトを表示させれば、窓の切り替え無しに、両方の情報を見ながら作業が行える。
他にも、片方のモニターでビデオをフルスクリーン再生し、もう片方で他のことがきる。
すなわち、一つの画面の領域を工夫して配置する必要が減るわけだ。

最近のコストパフォーマンスはビデオカードに限ったことではなく、TVも進化している。
TVの解像度は、いまや1000を越えるのが主流となり、パソコンの接続も可能だ。
すなわち、サブモニターを手持ちのTVにしてしまえば良いというわけだ。

ただ注意することは、しょせんはTVなので、メインモニターするには無理があり、あくまでサブだ。
対応解像度が少なく、画質もPC用に比べて悪いと思った方が良い。(TVには不要なため)
極めつけは、説明書に対応解像度が書いていなく、手探りで探すしかないことも。
私のTVでは、何故か説明に記載の最大解像度では表示できなかった。しかも、WindowsXPのログイン画面の解像度に対応していなかった。現在1024x768で表示して使っている。

ということで、実際に私が使っていて、デュアルモニター環境の注意点を少し書いてみる。

まず、WindowsのOSを見てみよう。(他のOSの動作は知りませんが、大差なないでしょう)
Windows2000でもXPでもほぼ同じ動作をする。(他は試していないので不明)
ただ2000の方は、シングルモニターモードにした時、画面外の位置にセーブされている窓は放置された。すなわち、ソフトを起動しても何も表示されない状態となった。
XPの方では、画面外の窓は自動的に窓情報がリセットされ、画面内に表示された。
なので、XPでやったほうが安心かもしれない。

次に、デュアルモニターの設定で、表示モードの選択をどれにするか。
これは、通常は左右独立の設定を適用できるモードにしよう。(ビデオカードによっては無理なのもあるかも)
どういうモードかと言うと、2台のモニターを1台として扱い、しかも左右別々のモニター設定(解像度等)ができるというモード(Dualview)。
似たので、完全に一つのモニターとして扱うモード(スパン)があるが、こちらは2つのモニター設定を共有するため、まったく同じモニターでないと扱いにくいし、フルスクリーン時に2台のモニターにまたがってフルスクリーンとなってしまう。

では、実際に稼動させるソフトについて見てみよう。
実は、全てのソフトがデュアルモニターに対応できるわけではない。
ソフトの画面処理方法によっては、正常な動作が期待できない。
また、あまりにも古い世代(Win95用等)のソフトだと、物によっては正常に動かない。
気になりそうなソフトを見てみると、DirectXを利用したゲームは以外と大丈夫。安定した動作だった。ほぼ全てのゲームが大丈夫ということになる。
ただし、DirectXによるフルスクリーン表示は、強制的にメインモニター側へ表示される。
インターネットエクスプローラーのフルスクリーン(F11)では、他のアプリ同様に好きなモニターでフルスクリーンにできた。
ということで、普通の人が問題になることはなさそうだ。
私の場合、Sleipnir(タブブラウザ)のフルスクリーン表示にバグがあって、少々面倒なことになっている。
フルスクリーンにすると、なんと表示が消えてしまう。タスクバーを2回クリックで再表示させるとフルスクリーン表示となる。変な動作だ。

そして使っていくと、気になることが一つあるはずだ。
なんと、タスクバーがメインモニターにしか表示されない。マウスの移動量が増えて、意外と不便。
てことで、拡張タスクバーをインストールすることになる。
まだ一般にはデュアルモニターが広まってないせいか、探すと意外と選択脇が無いことに気が付く。
まず、最も高機能で理想的ツールは、有料で結構な値段がする。
UltraMon 30日無料
そして無料を探すと、なんと1種類しか見つからなかった。
taskBar
このtastBarは、通常のタスクバーの他に、おまけでワンクリックで窓を別モニターへ瞬間移動させる機能もついている。
あと何故か、無関係な機能として、クリップボード履歴表示機能がある。(あくまで表示だけだった)
しかし、メインターゲットはWindows2000なので、タスクバーのグラフィックがWin2000の物であり、しかもWindowsXPでの動作が完璧ではなかった。
まず、タスクバーを自動で隠す機能がXPで使えない。この機能を愛用している私には残念だった。
あと、タスクバーの表示内容そのものが不安定で、ボタンに窓のアイコンや名前が表示されないこともしばしばある。おそらく窓情報取得に失敗しているのだろう。
この2点が改良されれば、有料ツールは不要となるので、改良が待ち遠しいところだ。

ということで、もうデュアルモニター生活も長くなったのでまとめてみた。
本当に快適な環境となるので、PC使用率の高い人はチャレンジしてみてはどうだろうか。

2007年1月 3日

消滅したサイトのサルベージュ

サルゲッチュではではない、サルベージュだ。

ブックマークや検索でサイトを回るとき、既に消滅して見れないことがある。
大抵は、検索エンジンのキャッシュで見れるのだが、キャッシュが消滅されていたり、特に画像はキャッシュしていなくて見れなかったりする。

そこで便利なのが Internet ArchiveのWayback Machine
このプロジェクトは古くから開始しているので、知っている方も多いだろう。
ということで、まだここを知らない方に説明をする。

上のサイトを開くと、URLを入力する欄がある。
そこに任意の、過去に存在していたURLを入力すると、サイト丸ごとのバックアップを見ることができる。
バックアップされた日付とともに一覧が表示され、好きな時期のサイト内容を見ることができる。
便利なのは、普通のサイトのようにバックアップされたサイトを観覧できるようになっていることだ。
画像も、そのサイト内の画像でかつimgタグで指定されているものならば保存されている。
CSSで指定されている画像は保存されていなのが残念だが、大抵のサイトではただの飾りなので大丈夫だ。

このサイトで面白いのは、自分のサイトの過去を懐かしむことができる。
昔はこんなサイトだったっけな、と。
もちろん他人のサイトでも覗けちゃう。

そう、ここで注意すべきは、見られたくない過去のページも見れてしまうことだ。
サイトを作っている方は注意しよう。ページを消して検索エンジンのキャッシュも更新されたからと安心はできない。ここで見れてしまうからだ。
ただ、保存サイクルは非常にゆっくりで、ある程度大きなサイトでないとあまり保存されない。
当サイトの全盛期である2005年に39回。更新のとまった2006年は14回だ。

ということで、ちょっとした面白サービスの紹介をしてみた。

ちなみに、本格的なサルベージュツールとして
http://www.cs.odu.edu/~fmccown/research/lazy/warrick.html
こんなのもある。(Perlソフトなので注意)
Internet Archive、Yahoo、Google、MSNのキャッシュから消えたサイトをDLするツールだ。
消滅しているサイトを丸ごとダウンロードしたい時に非常に便利なツールである。
なんと、リンクをたどってサイト丸ごとDLという機能をサポートしている。
世の中には非常に有益なサイトが数多くあるが、どんどん消滅していっているのも事実。
しかし、これを使って丸ごとダウンロードしておけば、いつまでも過去のサイトの恩恵を受けることができる。
Internet Archiveの保存も永遠ではなく、古すぎると消えていたりもするしね。

2007年1月 4日

AJax フレームワークまとめ

Ajaxという言葉の流行とともに、ついにスタートラインに立ったJavaScript。
各社や個人が競って次々とフレームワークをリリースしていっている。
てことで、大雑把にフレームワークのまとめ。

Ajaxのフレームワークと言っても、大抵のメインはJavaScriptでコンテンツを操作するためのフレームワークだ。
したがって、Ajaxを使っていなくても利用価値は高い。

フレームワークの一部を取り上げると、こんなのがある。

・prototype
リファレンス
JavaScriptのプログラミングを楽にするためのワークフレーム。
あらゆる用途の基礎に使えるため、JavaScriptを使うときはとりあえず組み込むと良い。
また、フレームワーク/ライブラリによってはこれが必要になる場合も多い。

・Spry framework for Ajax (Adobe)
動作サンプル
デザイナー向けソフトを販売するAdobeなだけあって、フレームワークもデザイナー向け。
必要なのはhtmlの知識だけ。classを指定するだけで目的の動作が可能となる。

・Yahoo! UI Library
リファレンス
よく使われるJavaScriptライブラリを提供。
すなわちJavaScriptプログラマー向け。
クロスブラウザを考えながら1からつくる手間をはぶける。

・Google Web Toolkit
JAVAプログラマー向け。 JAVAをJavacriptにコンパイルするツール。
すなわち、整ったJAVA開発環境でAjaxアプリが作れる。

・マスカット (NTTデータ)
従来のWindows用アプリ開発ソフトのように、ドラッグアンドドロップで簡単にAJaxアプリが作成できる。
極端な話、プログラミングする必要さえ無い。
近い将来、このタイプのフレームワークが主流となるかもしれない。(Windows用アプリ開発のように)

有名なフレームワークは他にも沢山あるが、個人的に目に止まったものだけを紹介した。
色々なフレームワークを見たければ、ここここも参考になる。

2007年1月 5日

無断リンク禁止

ソーシャルブックマークサービスとは、簡単に言えば、ブックマーク(IEで言うお気に入り)をネット上に保存し、他の人と共有もできるサービス。
国内では『はてな』が有名だ。

こういったサービスに人気が出るにしたがい、やはり未だに反対する声も少なからずある。
理由は、「無断リンク禁止」という言葉。
もう、この言葉は死語となっているのだが、がんばって探せばまだあるようである。

ということで、懐かしい言葉にめぐり合えたので取り上げてみることとした。

まず、結論から言うと、「無断リンク禁止」という行為はWeb社会におけるマナー違反である。
報道の自由とまでは行かなくても、自由にリンクしあうのが健全なるWeb社会だからだ。
リンクを自由に行えることが大前提とした社会と思えば良い。
そういやってインターネットは成長し、現在にいたる。
誰もが言う常識、「リンクをしてほしくないページは公開すべきではない。」
常識でとらえると、人にみられたくないのに公開する行為は、矛盾にしかならない。
ま、この矛盾の裏にはとある理由があるのだが。後で説明しよう。
もちろん違法リンクはダメだ。あたりまえである。(中傷目的等)

過去には、インターネットブームとともに、「無断リンク禁止」という言葉をあちこちに見かけた。
Web社会を理解していない新参者による勝手なルールの誕生である。
そして、幾度無く議論された。
そしてついに、Web社会に見合わない「無断リンク禁止」という行為は淘汰されていった。
本当かは知らないが、閉鎖的な日本人特有の考え方でもあると言う人もいる。
今では、このキーワードで検索しても、禁止サイトを見つけるのは大変だろう。
逆に、この禁止行為がいかに非常識であるかを調べることができるかもしれない。

が、しかし。

まだまだこれからネット入りする新参法人サイトもある。
そこで再び登場する「リンク禁止」サイト。
各方面からは、「もういいかげんにしろよ」という声が多いようだ。
大抵の無断リンク禁止は、そこに意味は無い。ただ逆らいたいだけだ。(若者の反抗期と同じ)
もしくは、ネットを理解していないがための思い込みや不安による物だ。これもまた意味の無い禁止となる。
結局は、そこに意味は無い。(いかに強引に理由をつけようとも)
だから、ネットが普通になった今、死語となっている。

最近再び出たリンク禁止は、後者となる。
もちろん速攻叩かれて大抵のサイトでは取り下げる。あたりまえである。
禁止理由のインタビュー記事を読んでみても、ネットしたことあるの?と思える内容ばかりであった。

実は過去に法人サイドで禁止がひろまったのには訳があるようだ。
大抵の場面において、各法人に出回る「マニュアル」という物が存在する。
そこに、リンク禁止の内容が盛り込まれていたと見られている。(直接聞いた話ではない)
そのため、規約で禁止していても、実際は自由という実態と見合わない規約が登場していた。
『実際は自由』というのは、許可を求めたら、いちいち申し込む必要は無いという返事がくるというもの。
法人サイトの規約とは、たいてはいい加減なもので、放置されやすい。
私も何度か規約内容について問い合わせたことがあるが、大抵は「古い内容のまま更新していなから実際は違うよ〜」という返事ばかりだ。
なんのための規約なのだか。
規約内容に矛盾点がある場合、放置されている規約と思っていいだろう。

ということで、閉幕。

ブラウザを考える

まだまだ発展途上のブラウザ界。

これだ!という完璧なブラウザは、永遠に出ないのかもしれないが。

ということで、主要ブラウザを振り返ってみる。

Sleipnir2(スレイプニル)

元はアングラ界出身、とか言ってもいいのだろうか。
プロキシ切り替え機能を目玉とし、そっち系の人に広まった。
Sleipnir(オリジナル)の開発は、泥棒にパソコンを盗まれて終わったのは有名な出来事だ。

現在のSleipnir2の内容は、「上級者向け」というコンプセントで開発されている。
これは、開発やサポートの手間を最小限にしようということだろうか。
すなわち、上級者向けの機能を優先し、通常の機能は後回ししようということなのだろう。
上級者にとっても賛否が分かれるところだが、多機能よりも高機能勝負というのもいいかもしれない。

現在私が愛用しているのは、このSleipnir2だ。
タブブラウザとしては、かなりの出来ではないだろうか。
上級者が使う様々な機能を標準サポートし、動作も安定している。
といっても、満足しているわけではなく、欲しい機能はきりが無いほどにある。

現在、test6(いわゆるベータバージョン)が公開されており、使ってみた。
なんと、私がのこから手が出るほど欲しかった昨日の一つ、LINKタグのサポートが実装された。
これで、多くのタブの中から探す手間が大幅に節約できる。上級者必修機能だと私は思っており、
何故実装に消極的なのかずっと不満で、そろそろ見切りをつけて他に乗り換えようとしてたところだ。
しかし残念なことに、「お気に入り」までは対応していなく、依然として「お気に入り」の使い勝手はいまいちだ。
これは、お気に入りを使わずにソーシャルブックマークを使おうという啓示なのかもしれない。
将来にそなえて、その方が有益でもある。

しかしSleipnirの魅力は語りきれないほどにある。
セキュリティ関連にも強いし、ウェブデザイナーにも便利な機能がある。
たとえば、IEとGeckoをワンクリック切り替えが可能だし、並べて比べる機能まである。
これは他のブラウザに無い特徴的な機能だった。(現在ではブラウザ界標準となりつつある)
タブそのものの機能も、まっさきにあらゆる機能を実装し、快適なタブブラウジングを実現した。
現在のブラウザのあらゆる機能の先駆者であるとも言える。
タブ機能だけを見ると、Sleipnir2はダントツのトップである。
ただ、未だにプラグインを作るための仕様ができあがっていなく、そのため全体的に見ると機能が少ないのが難点である。
次第に他のブラウザにおいつかれ、追い越されるということが無いように願おう。


FireFox2(ファイアーフォックス)

FireFox(オリジナル)からパワーアップして登場したオープンソースのタブブラウザ。
最初のFireFoxは、そのカスタマイズの柔軟性から史上最強のブラウザ登場かとまで言われた物だ。
しかし実際は、非常にコアな階層向けブラウザであり、結果的に非常に重く不安定なブラウザでもあった。
そして私も、最初使っていたが、まともに使うのは無理と判断し、使うのを諦めた。

そして登場したFireFox2。
オリジナルと違い、はじめからある程度の機能を実装している。
そのため、快適な動作と安定性の向上へと繋がった。
FireFox2の魅力はなんといっても、その豊富なプラグイン(アドオン)の数だ。
もともとオリジナルのFireFoxは、単体では何も機能を提供していなく、好きなプラグインをインストールして
ブラウザを組み立てるというコンプセントのものだった。
しかし、これには安定性に無理があると判断したためか、FireFox2ではかなりの機能が標準装備となった。

このブラウザは、豊富なプラグインで好みのブラウザを組み立てたい人にお薦めだ。
ただし、あまり機能を詰め込まず、最低限にとどめるように注意がひつようだ。
でなければ、かなりのパソコンスペックを必要とするし、不安定が発生するかもしれない諸刃の機能でもある。

Lunascape4(ルナスケープ)

Lunascapeもついにバージョン4へと突入した。
Lunascapeとは、インターネットエクスプローラーのプラグインをそのまま使える数少ないブラウザの一つと思えば良い。
すなわち、インターネットクスプローらーからの乗換えが非常にスムーズと言えよう。
なんせ、今まで使っていたプラグインをそのまま使えるのだから。

4になって登場した機能の一つに、誰もが欲しがる注目機能がある。
なんと、フォームの入力内容を自動で保存してくて、入力内容を復帰することができる。
ブログ等の書き込みをオンラインで書いていて、誤って内容を消すことはよくあることだ。
でもLunascape4では安心、一発復帰となる。タブを閉じてしまっても大丈夫だ。


上記3つが、現在もっともお薦めの高機能タブブラウザ。どれも甲乙つけがたい特徴的な機能を実装してるだけではなく、タブブラウザとしての快適な機能を多く実装している。
さて次は、個人的に注目の次世代ブラウザを1つ紹介。

Flock(フロック)

このブラウザは、Firefoxから発生したまったく新しい感覚のブラウザ。
新しいだけに、他のブラウザとはまったく異なるコンプセントで作られている。
コンプセントは、ソーシャルブラウザ。
そして、各ソーシャルサービスと連携させ、独自のインターフェイスを提供することをコンプセントとしている。
分かりやすく説明すると、ブックマークはソーシャルブックマークサービスが使え、
ブログ記事や写真共有サービスの投稿管理をブラウザ独自のインターフェースから行え、
ブログの記事に画像を貼り付けるには、写真一覧からドラッグアンドドロップするだけというものだ。

どれも私が欲しいと思っていた機能だ。
なんといっても、いちいちサイトに手動でアクセスする必要がなくて快適。
この記事も、Flockで書いてエントリーしている。

この形態のすばらしい所は、個々の独立したサービスの一元化にある。
そう、まるで一つのアプリの機能として個々のサービスを裏で利用できるわけだ。

しかしFlockはまだ早すぎたブラウザとも言える。
それがゆえに、受け入れられる人は限られてしまったようだ。
ソーシャルサービスが完全に定着したとき、このようなブラウザの機能の需要が一気に高まるとみられる。
というよりも、もほやブラウザの枠を超えた統合環境がゴールだろう。


ということで、未来のブラウザを予測してみる。
Flockが見せる可能性、Ajaxが見せる可能性。APIやRSSの可能性もある。
これから未来の姿を想像することができる。
従来のアプリの概念、ブラウザの概念がすでに崩れ始めている今、その先にあるものはすなわち、一体化であろう。
ブラウザはブラウザではなくなり、一つの統合環境を提供するシステムとなりえる。
すなわち、各サービスとの連携、スームレス化であり、ブラウザはその中の機能の一つとなる。
今までは、一つの企業が提供する複数サービスの連携にとどまっていた。
だがこれからは、その枠をこえ、ユーザーが個々のサービス選んでつなげて利用する時代がくるだろう。
これをどう実現するかはわからないが、Flockが一つのヒントを与えてくれたのかもしれない。

2007年1月 6日

迷走するIE7

Internet Explorer 7(IE7)正式版がリリースされてまだ間もないが、まだまだ混迷しているようだ。

すでにインストールして快適になった人はおめでとう。
まだの人は、安易にインストールしてはいけない、IE7は恐ろしい爆弾である。

IE7は、今までのIEとはまったく別物であることに注意。
これが意味するものは、IE7を入れると不都合が出るソフトもあるということ。
IE提供する機能はブラウザだけではなく、様々なOSの機能を提供している。
たとえば、IEとは無関係に見えるゲームにも支障が出てる物もある。
今まで使っていたプラグインも使えなくなるし、ウェブサービスも利用できなくなる。
まさに、普通のサイトを見るだけのブラウザになりかねないで注意が必要だ。
インストール前に、IE7に対応しているかをしっかり調べる必要がある。
たとえば、ハンゲームは対応していない、というように、各種ウェブサービスの対応状況を把握する必要があるだろう。

また、IE7には数多くのバグや不都合が含まれている。
あらゆる機能が変更されているため、インストール環境によっては様々な問題が発生する。
まず、今までのプラグインは使えないので、必ず全て消す必要がある。
プラグインによっては、専用のアンインストーラーを公式サイトからDLする必要がある。(Flash等)
他社のセキュリティーソフトと相性が悪いので、ブラウザへの適用を全て外す必要がある。
インストールしたら最後、元のIE6に戻せる可能性は低いので、覚悟を用意する必要がある。
様々なバグがあり、完全な動作は難しいので、諦める必要がある。

最も注意が必要なのが、アンインストールだ。
IE7をアンインストールしてIE6に戻せるのだが、100%戻せるかと言うと、そうでもない。
おそらく、IE7の様々な設定が残ったままなのだろう。
そのため、IE6に戻しても、様々な問題が発生する可能性が高い。
プラグインが使えなくなったり、すぐクラッシュしたりと、様々な報告がある。
回避するには、設定を全てIE6用にリセットする必要があり、それでもダメなら、リカバリーの実行となる。

ということで、正式リリースにはまだ早すぎるIE7であった。
安定するまで導入を見合わせるのが賢い選択である。

そうそう、IE7には嬉しい機能がある。
JavaScriptによるステータスバーの操作が禁止となった。(解除もできる)
これで、リンク先のURL偽造ができなくなり、正しいアドレスが表示される。
もう一つ、クリップボードへのアクセスも制限するようになった。
JavaScriptからクリップボードへアクセスしようとすると、警告が表示される。
パスワードや極秘内容をクリップボードにコピーしちゃう人が多いからね。非常に危険な行為だとは知らずに。
Sleipnirでは、タブを閉じたときにクリップボードを削除する機能があるが、いちいち消えて不便なこともあった。
もう一つ、Window作成削除制御の制限が増えている。
どれも悪質なサイト対策だ。

もっとJavaScript関連の強化はして欲しいところだが、上記3点だけのようだ。
いつも欲しいと思う機能は、スクロールバー削除機能の制限。
タブを沢山開いている私にとって、ページが画面内に納まることはありえないのだから。

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